― 戦場 ―
[確かな手応えが、盾>>350を通じて左腕に伝わる。だがこれで終わりではない。そう思っていたかが]
褒めてる場合か!……ちっ!
[だが、読めなかった。まだ終わるような相手ではないだろうと思っていた。それに備えて右手のパルチザンを遊ばせていたのは、ジークが更に体を捻り、自分の右側から剣が迫ると思ってそれに事前に備えていたからだ。]
くっ…そが!!
[盾は出せない、槍を突きに合わせれるような姿勢ではなく。踏み込んだ右足を軸に体を回転させるように横に逸れさんとして、迫る刺突に左わき腹が掠めるように切り裂かれ鮮血が滴る。]