― 中庭 ―[練武場の方向から声がする。実技試験の前だからか、誰かが手合わせでもしているのだろう。自然、そちらの方角へと足が向く。] ……何してんの、センセ。[練武場に続く渡り廊下を通らず、いつものように中庭をつっきったのだが、その途中で何か見かけた。>>354] お。もふ1号じゃん。 はーん。いつも以上に顔緩んでんなーと思えば、これっすか。[覗き込んだ先にいたもふもふ>>358と、つい先刻同じ教室で試験を行ったばかりの教官とを見比べて。]