人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


従属の天使 エレオノーレ

 [ ひときわ良い毛並みを持つ獣。

 ――――それが子羊であり
 神への供物として使われる存在だということ

 それすら忘れていたのだと気がついたのは
 白い毛並みが、蘇芳に染まっているのを見た時。

 村人は、ただ己の信心を捧げただけ
 だから彼らを恨むなど筋違いなこと
 間違っていたのは、自分自身。

 神の手足であるならば
 手足として、そこに意思などは必要ない

 なにかを特別に気にかけるなど
 そもそも、あってはいけなかったのだと
 神だけを見つめていればよかったのだと
 強く思ったのを覚えている*]

(359) 2018/03/20(Tue) 12:06:56

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