― 神域への門 ―うん、本当にね……。[もどかしい、というジル>>351に、一つ頷く。その後、間を置いて紡がれた言葉>>352に小さく息を吐いて]ああ、そうかも知れないね。その辺りは、ぼくもわからなくはないけれど。[こちらは自分の意志で捨てたのではなく、奪われたのだけれど。喪失の痛みというのは厄介なものである、というのは身に染みていた]