炎の熱を、届けるための風。[炎と風。今必要とされるのは、確かにそれだろう。動く事なき大地の上を、静謐なる水の如く流れていた時を変えるためには] ならば、我らはその風となるために。 全力を持って、駆け行きます。 新たな流れを掴むために。[決意新たな宣の後、視線向けるは、北の森。余り時がないのは察している。だからこそ、迷う事無く動き出す。*]