…今少し、共に戦って欲しい。 … よろしく、頼む。[最後にちらりと笑って見せたのはかつてのように。思えば口調も途中から、すっかり昔に戻ってしまった。時は昔に戻らない。失われたものも戻りはしない。この手で失わせてしまった大切なものもある───けれど。一人では耐えられないものも、共にならば背負えるはずと。上官としてではなく仲間に対する心持ちで、ディークは彼らに深く一度、頭を*下げた*]