───!!!![視線の先、白に身を包む彼女の手に纏う炎が声に応じて黄金の槍を包みこむ。地から絡みつく根が炎を帯びて、更に燃え盛るそれはより大きな炎となって、私を待ち受けている。それを見て、に、と笑ったのは狙い通りにいったから。片手に持っていた水の剣を両手に持つと、炎纏う槍に正面からぶつかるように構え]