[しばらく眼鏡でいろいろなものを映したりして遊んでいたが、アプサラスの姿を視界にとらえて、そちらへ歩み寄る。] アプサラスさん?[声を掛けてから、にこりと笑った。] さきほどの襲撃、 天使たちはあなたを攻撃していないようでしたが─── なにか、敵味方識別信号発信機のようなものを、持っていませんか?[形は疑問だったが、実体は確認に近い。いますよね? と続きそうな口調だった。]