でも、強いんやね。「そりゃ、じょうきゅうですから。」[小窓から覗いていると、軍服の魔女が魔法を行使したところ>>350しかし、それは衣服を燃やすことしかできなかったようで>>351……おや。アヴェの足元、薄く氷の張った一部の床に、うねうねと動く茨が。]うおっ[アヴェ自身の影から、茨が生えているかとおもえば、土産屋内の商品の陳列を乱すかのように蠢きます。存外強固らしいそれは、壁を掠めては傷をつけ、重たそうな棚を容易に倒してしまい。]