人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


従属の天使 エレオノーレ

―― 記憶の断片 ――

[ ゆらり、夢うつつに見るのは過去の記憶
 あれはそう、まだ天の光から出たばかりの頃
 初めて視察を命じられたときのこと。

 一人で訪れたのか、それとも仲間がいたものか
 今ではもう、思い出せはしないけれど。

 一面に広がる草原に、草を食む獣達
 農耕には向かないその土地は、
 牧畜を主として成り立っていた。

 今日訪れた村とは違うけれど
 この村もまた、貧しい村だったように思う]

(357) 2018/03/20(Tue) 12:05:38

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