― 学校跡地・臨時執務室・会議中 ―
[>>289 ヴィンセントの魔器解説を聞きながら、
なんだか小説に出てくる魔対戦みたいだな、と思った。
とはいえ、物語ほど魔法の扱いが簡単であったなら、部隊運営や戦闘の方法自体が全く違うだろう。
魔器は、選ばれた研究者や技術者のみが適切に扱うことのできる、難解なものだった]
……技術班の拠点調査か。
俺も行くか、斥候部隊の誰かも連れて行った方がいいか。
調査結果は無事に持ち帰らないと意味がないからな。
[ソマリの方をちらっと見てから、ヴィンセントに向かって口を開く。
もう承諾のために見なくとも良いのかも、と思い、苦笑が漏れた。
偵察任務等で自分が同行できない場合は、メルクーリオあたりをつければ失敗はないだろう。
若干、不注意な奴ではあるが*]