だが、この夢と、この道を進んだことに後悔はない。
困っている人を助けたい。危険はあれども自分でやれることは自分でやりたい。
それを当たり前に思っている、優しく、誇りを持って生きる人々を護る為に、私は騎士になりたかった。
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当たり前のことを、当たり前のように言い切られる真っ直ぐさに憧れた。
それは、ずっと境界に生きてきたソマリアランにとって、長らく「当たり前」ではなかった。
そして、それは古の歌ではまったくの偶然で"鍵"を手にし、魔物との戦いをすることとなった英雄王のひととなりに重なった]