― 神域への門 ―っと……あっぶね……。[態勢は崩れたものの、ぎりぎりでひっくり返るのは免れた。追撃があったらヤバかった、というのは口にはせず。けれど、追撃がなかった理由に気づくのは、ほんの少し出遅れた。生じた水球>>349が鎖と転じ、こちらを捕えようと動く。>>350]