人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


語り継ぐ者 ローランド

[鬱蒼と茂る森は今の国の暗さを思わせるよう。
森に魔が入り込んでいる可能性もあるため、男は慎重に歩みを進めた]

 ……………?

 これは。

[森の奥に進めた足が止まる。
そこにあるのは誰かが居た痕跡。
魔のものとは思えない、人の痕跡だ]

 誰か、居るのか。

[賊の可能性もあったが、王子である可能性も捨て切れなかったため、森の奥に向けて声を投げかける。
一度の呼びかけで返らないようなら、更に歩を進めて声を投げかけ続けた]

(354) 2014/09/13(Sat) 22:29:39

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