[ソルベの選ぶ基準は、竜に全てを委ねられるか否か。
だからこそソルベはゾフィヤを選び、
ゾフィヤはそれを受け入れた。
ソルベの体は、そんな乗り手を護る為に特化している。
必要以上の羽毛は、乗り手を保護するためのもの。
意識を失ったままでも、背中に保持が叶うよう。
氷に覆われなかった部分から伸びる触手から逃れる為
空へと向かおうとしたソルベは、
>>345花竜がこちらに飛んでくるのを見て
礼を言うように、くぁ、と鳴いた。
それは、自分の代わりに先駆けた
>>344一対にも向けられたものだと竜には伝わるだろう*]