人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


山岳の民 ヴェルザンディ

― 会見の日 ―

[ほんの一瞬、過去へと移ろった意識を現実へと引き戻す。

学館に通うようになってから、巡視の騎士団と直接見えた事はなかったが。
今の所、『里から見えない距離』は、保たれている、とは聞いていた]

 (……そういや、あのひと。今、どこにいるんだろ)

[感情任せな子供の警告に対し、冷静さを損なわずに対してきたひと。
しっかりした筋の一本通った人だったな、と思うようになったのは、後になってからだが。

……今現在、案外と近い所にいる事>>162には、未だ気づく事なく。
過去から戻った意識は、今、目の前でなされるやり取りへと強く向けられる。*]

(353) 2015/03/11(Wed) 23:23:38

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