ごめん、変な事言って。 ……でもね私、亜梨沙と一緒にいられるの、嬉しいよ。[淋しさを滲んだ声で落とした言葉を振り払う様に、玲緒は静かに、けれど彼女なりの明るいトーンの声で告げて、目許を和らげた。そうしてお腹を満たして、今度は亜梨沙の案内で目的地へと向かう>>293。軽く肩を回して張り切りを見せる素振りに、何か綺麗なものを見た様な眼差しを向けた]