[そしてこれ幸いと、薪が欲しいんだとシモンに頼みごと。荷車に乗せられた当初の量>>15は知らずとも、配達を経て減っているのは推測が付いたし、きっとすぐ買い受けることは出来ないだろう]
[だがこちらもご飯の直前だ。
かつ、鍋は逃げない。
時間を置いて改める方が都合が良い]
[──この時期ならではの味覚>>351を堪能し旅先の話をたっぷり聞いていれば、一旦頭の隅には行くだろう。
けれど食後に向かう場所となると、ニコラスと己では違う筈。流石に次の目的地を考えたところで、“用事”もふっと浮かび上がってくれた筈]**