人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


タイラント テオドール

 ……またお前か。

[ 問われ、あの時は名乗らなかった名を口にする。 ]

 俺は、テオドール・グラムワーグ。
 肩書きは……魔王でも魔将軍でも、お前たちの好きに呼べ。

[ ソマリ兄弟の妙な意思疎通能力は知っていたが、
 それは知られてもいい情報だった。
 顎をしゃくり、魔物に連れて行けと命じる。 ]

 地下牢で処刑しろ。
 首だけは騎士団へ送ってやる。

[ しかし、魔物はソマリアランの機転にしてやられ、取り逃がしてしまった……。
 全て完璧なはずの計画の中、ソマリアランに関わることは少しずつ予定を崩されている。

 苛立たしい思いを抱えて、テオドールは目を覚ました。
 あまり寝た気がしなかった。 ]*

(353) 2014/03/28(Fri) 17:09:40

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby