人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


読書家 レト

 なん、っだよそれ

[地面についた手も、細められた瞳も揺れている。
何も望まない、そう決めていたはずなのに
与えられて初めて、それが――その言葉が
ずっと欲しかったのだと理解できた]

 ――…やっぱ、あんた馬鹿だな

[触れる舌の熱さに感じた眩暈を
背に回した手に力を込めることでやり過ごす]

(352) 2013/10/13(Sun) 00:33:43 (茄子)

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