ええ、そうですよ。
[カタリナが自らの出生から大事な情報を握っていることを知らないまま。>>329
タイミングを見計らって、そちらに顔を向けて大きく頷く。]
パメラが亡くなったとき、ヤコブが凄く取り乱したこと、覚えています?>>1:83
あれはパメラさんの声が聞こえなくなったから。それで不安になったんですよ。
だから約束した。これからも声を聞かせるって。
[カタリナがもし赤い声について思いを馳せていると知ったなら、きっとむきになって反論しただろう。
そこは幸か不幸か。ともあれ、冷静な口調で自分の言葉を説明をする。]