― 砂漠の町 ―[死角を突くか、敢えて牙の側へと飛び込むか。前者は先に試み、結果、往なされた。ならば、同じ手は使えぬ、と。そして、牙を恐れては刃届かせるは叶わぬ相手と──『最上級』と位置づける相手だからこそ。敢えてを選びつつ、繰り出した一閃が伝えてきたのは、確たる手応え>>341で]……は。その言葉は、そのままそっくり、お返しさせていただきま。[楽しい、という言葉>>342に返したのは、こんな言葉と飄々とした笑み]