[>>242「かっこよかった」と言われた瞬間、一瞬目をまるく見開いた。だが、続いた言葉に内心ほっとして胸を撫で下ろす。]ううん。ありがとう。嬉しいよ。[にこり、と笑って、糸瀬が嫌がらなければその手をきゅっと握ろうとした。握られたならば、“真理”の手が女子にしては柔らかみがないことに気が付いたかもしれない。]