[なおこのとき、宿屋の前は一時、隙間風すら聞き取れるこの時期の静かさ>>268を忘れ──というか突風>>343がやってきてわんわん響いていたのだが、聞き取るにはちょっくら距離があった] あーっ薪!そうだ![……状況を知った所で何も変わらないだろうにとか、突っ込んではいけない][こちらの第一声も、音量だけなら負けていない。見慣れぬ客>>295への挨拶をすこんと忘れ、仕事中の村人達へ掛ける言葉も抜けて、ただ去りゆく荷車>>344を呼んでしまっていた]