人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


タイラント テオドール

[ 湯あみを終え、テオドールは女も下がらせ、ひとりになった。
 併設する部屋で仮眠を取る。

 ……短い夢を見た。
 妻と息子の夢だ。
 今、彼らは……傍に居ると言えば居るとも言えるし、どこにも居ないと言えば居ない。 ]

[ 彼らの姿が消えると、三年前の門の記憶>>343がふわりと浮かびあがってきた。
 5年後には、騎士団の中核をなすメンバーだ。千載一遇のチャンスを、テオドールは逃してしまった。

 ……失敗から連想するように、
 砦包囲が完成するかどうかという頃、あっけらかんと捕われて、引ったてられて来たソマリアラン>>142の腑抜けた顔が浮かんできた。 ]

(352) 2014/03/28(Fri) 17:06:34

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