私はこの後…ここを出て、人と吸血種が共存できる可能性を模索するつもりです。
人を襲うなら…いつか襲われた人達は団結して吸血種を迫害する。
そして絶対数の少ない吸血種は…滅びの道へ足を踏み入れる。
かつて吸血種がその力を「因子」として力を眠らせた…
過去の歴史が物語ります。
ギィさんが、この後、どうされても…
滅びの道に追い込まれぬよう…願っています。
何か私がお役に立てる事があれば…
いつでもお声を掛けて下さい。
こんな場所で出会って…共に過ごした時間と…
それ以上に仲間として…
あなたを失いたくない。
[思わずそんな言葉になっていた]