[そこに、「南より敵別働隊3隻接近」の知らせが飛び込んだ。>>345] 扶翼官が押さえ切れなかったとは。 ──タクマ・ナギか。 こちらで相手をする。 キツくなるが、しばらくの間だ。[第二艦隊と第三艦隊が追いついてくることを疑わぬ声で、主砲の旋回を命じた。]