敵軍も狭い場所での魔方陣の展開は、暴発を危惧した場合はやりにくいはずですが…
中央を抑えられれば、あちらは高地。地の利は敵陣にある。
こちらの川向こうへの布陣の形態を見下ろした上で、攻撃方法を決められるのは厄介です。
橋は狭く、通常ならば梯隊の配置を取って一軍にて橋の強行突破を狙い、援護の兵を川縁と後方に張り付かせて攻めるのが常道であろうと思いますが…
のんびりと兵を布陣していては、隊形を読まれ、相手の兵器で一掃されかねない。
布陣にはそれ相当の速度が重要のようにも思います。
――伏兵、陽動は確かに利にかなっているかと。