[名簿とそこに書かれた経歴、出身地などを地図と見比べながら一心に調べていたが、聞こえた声>>335に自分が言われた訳でもないのにびくりと肩を震わせた]
………。
[そろそろと顔を上げると、厳しい顔付きの副長と赤い髪の見慣れない青年の姿。
勿論艦内の者をすべて知っている訳ではないので知らないのは不思議はないが、青年の格好にはどこか見慣れないものが混じっている気がして。
小さく身を縮めたまま、まじまじと観察する]
あー。そうか…
[はきはきと答える言葉>>348を聞いて、青年の正体を知る。
分かれば違和感の元も理解した。海軍とは襟章などが微妙に違うのだ。
思わず呟いてしまい、誰にも聞かれなかったかと視線を彷徨わせる]