人狼物語−薔薇の下国

467 【SF人狼騒動RP村】 Sleeping Silver SheepA 〜愛はさだめか、さだめは死か〜


研究員 アレクシス

―回想:花屋にて(>>337,>>338)―

――この世界にはね、不可能なことなど何もないのだよ、きみ。

[対応が不可能という言葉には、やや強い語調で応じたろうか]

古い知人に教えてもらった、古い言葉があってね――、

『Nothing is impossible, the word itself says "I'm possible"』

不可能という単語でさえ、私は出来ると言っている――という意味なんだがね。

[その知人は、いまでは、ウイルス学の権威にまでなっている]

――私ら科学者にとって、不可能というのはだね。
現代の科学では、まだ――という、但し書きがつくものなのだよ。
私ら科学者の仕事は、その但し書きを外すことでね。

考えてもみたまえ――、
重力井戸の底、温暖な大気と豊富な水のなかで生まれた我々の遠い祖先。
彼らにとっては、この冷たい星海を自在に渡るなど――不可能どころか思いつきもしなかったはずだよ。

[そう一息に、言い終えた。返事さえ、期待していなかったろう]

(350) 2017/01/19(Thu) 22:27:47

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby