― 回想・オズの部屋 ―
まったく、癖の悪い足ですこと
[>>321掴んだ足首を伸ばせるところまで上げる。
幸いな事に、鉄板入りの革靴は弾みでシーツに転がった。
顎は流血、顎骨が半ば砕けたか。
これじゃあ奉仕も何もあったものではない。―くつり、口端が上がる。]
ほんと活きがいいね。
お前の料理は大好きだけど、
お前を料理してみたいって … ずっと思ってたんだよねぇ
[>>322がら空きになった侭の鳩尾に深く爪をたて、
腹筋まで一気に長爪を通して引き降ろせば、
ぱっくりと縦へ大きく空いた口がそこにある。思わず息をのんだ。]