人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 ソマリ

― 南島入り後 ―

[南北の壁である火山を抜けて、もうシュビトはすぐそこ、と云う場所にまで差し掛かる時。
シュビトの方面から、早馬が駆けて来た。男がシュビトへ向けて先行偵察に放った者だ]

 …聴かせろ、集会はどうだった。

[早馬の者が男に耳打ちする、それに合わせて男の顔は二度上下に揺れる]

 …暴徒共の熱に浮かされた民衆共の熱気は高潮。
 暴徒の盟主が傍らには得体の知れない男の存在…か…。

 いいだろう、私が先行する事にしよう。
 お前達は、彼らが謳いあげた檄の言葉をより明細に調べろ。
 特に件の、得体の知れない謎の男についてだ。

[命じ、早馬を走らせ、朱馬車の方へと再び白馬を寄り添わせた]

(350) 2015/03/08(Sun) 19:00:43

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