― 自宅前 ― [ヤコブ>>215が包みを受け取れば、ホッとしたのか表情がほんの少しだけ緩む]……はい。ええと、それでは。[ついでに気も緩んでしまったのだろう、「今度お返しを持ってくる」というヤコブの言葉が脳に浸透するまでに数拍の間が開いてしまい、別れの言葉が肯定のようになってしまった。やがて、事の次第を自覚して、急いでヤコブに言葉をかけようとするも――…その姿はだいぶ遠く、よっぽどの大声でなければ届きそうになかった]