人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


正規軍兵士 ダーフィト

ラモーラルの誇りは、常に民と共に在る。今も昔も変わらずに。
それが喪われたと見えるなら、それはお前の視野がまだ狭いからだ。

[ けれど返す言葉は剣の鋭さを宿すもの ]

大きな力に抗う事が誇りなら、その圧を耐え忍び、より良い未来を摑み取ろうとするのも誇り、いつかきっと、それを知る時が貴殿にも来るだろう。

[ そうであれ、と望む。とは、口には乗せず ]

それに、貴殿の仇討ちはまだ、終わってはいない。
俺を倒さぬ限り。

[ 最期に付け加えた言葉の真の意は相手には伝わらないかもしれない。

宰相であったノイアー伯が、使えるべき主を倒してまで王国との争いを避けようとした理由のひとつに、匿われた少年の存在が影響していたことを、知る者は無い筈だったから ]

(349) 2016/02/14(Sun) 00:02:19

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