人狼物語−薔薇の下国

21 剣と想い ─少年たちの継承戦争─


籠鳥 マリエッタ

 ― 上空 ―

[ネージュの足の辺りから、じゃらりと鎖の音がする>>322
 自身が広げた術の波紋に、アリーセが何を感じたかはわからない。
 自分の命を救った精霊術に、悪しき感情を抱く者が居るとは想像もしなかった]

[自身の立ち位置を確認するような呟きに、アリーセから眼差しを送られる>>324]

 面倒、ですか?
 いえ、わたくしの背負ったものなど……お兄様やお姉様に比べれば。

[今まさに一族の代表として中央の軍に入り、一隊を任されているであろう長兄の事を思う。
 他の兄や姉も、一族の名を背負い、あるいは嫁ぎ先と一族の楔として、重要な役目を果たしている。
 自分もそうありたいと思いながらも、あるべき場所を見付けられないまま、この前線まで流れて来た]

(349) 2013/07/08(Mon) 23:59:28

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