[いつだったか、彼にこんなことを聞いた。船の外に見える揺らがぬ星々の海と、ひときわ明るく強く輝く光。それを見比べながら、どうしてこんな風に違う光で、ただひとつ輝くのだろうと、そう思って。] どうして、太陽は、あんなにきれいに輝くの?[どうしてそれをその人に聞いたかといえば、当時自分の中で、機械を扱える人、イコール、賢い人、だったのだ。]