―― 軍議中・クラタエグス砦 ――[ラートリーの奮闘(>>344)により、指揮官である男は真っ赤に茹だり。各部隊長の心は動き、お互いに目配せを交わし、そして通信を交わして頷いた。つまり、水練に長けた部隊は砦を守り。ラートリー隊は先行する振りをして途中で逸れる。始末書、そんなものは適当に誤魔化せ。海精軍が妙に一致団結した瞬間であった*]