[ セルウィンとさらに話をしただろうか。 何が理由だったのか、 いきなり走り出そうとするので>>344 ] ……待ちなよ、君まだ話は、[ 走り出そうとした彼の手首を咄嗟に まったく力の加減をせずに握れば 何処かへ走り出そうとするその足を強引に止めて。 ] ―――――― どうしたというんだ、[ とりあえずはわけを聴こうと、 握りこんだ手の力は緩めずに厳しい顔で問いかけた。 彼が心の中で何を考えているかなんて知らずに。>>345* ]