……ありがと、[触れられれば、きっとまた“発作”が起こる。 戦闘どころではなくなるだろう。 それならダメージを負ってでも正気でいられる方がいい。 強化されている身、床に落ちたくらいで脱落はしないだろう。 死にさえしなければ、まだ戦える。 心底安心したように息を吐くと、落下の衝撃を覚悟してぎゅっと目を瞑った。]