― 虚無の深淵 ―
[カレルはアークから離れ、果敢に触手の群れへ挑んでいく>>329。
後方ではグレートヒェンとユリアが蔦での抑えに回り>>325]
ゾフィヤ……!
[道を切り拓いた者たちが退避した後、氷の華が道を覆い、触手を凍りつかせていく>>335。
シェンがこちらと擦れ違うように、最奥へ続く道を炎で焼き払いながら上昇して>>344]
[それらの動きとは対角線上。
虚無の更に真下へ向かった白銀が、聖なる光のブレスを放つ>>332。
それは薄墨の球体の、更に核を照らし出し――]
――見えた!
[確かにそこにある漆黒を、瞳で捉えた]