[手の甲で頬を拭うサシャの仕草に内心でガッツポーズの快哉をしつつ、定番の呪いの言葉に萌え悶えるカークであった。守りたい日常はこんなところにある。] ん?[呼び止められ、告げられたディークからの伝言に、ふむ、と頷いた。キュベルドンの森に兵を伏せておくという意味か? と一瞬勘ぐったが、自分ならともかくサシャにそんな回りくどい言い方をする男ではあるまい。]