― 翡翠ヶ淵 ―
あっ、ありがとう。
器用ですねぇ。
[出発前、ウェルシュからお守り>>326を渡されるとペコリと頭を下げた。
質の異なる神気と妖気が合わされ織り込まれたミサンガは見た目から美しく。そっと撫でてから首飾りの先に結ぼうとする]
直接つけた方が良さそうだけど。
もしこのままじゃ対処できないことがあったら、破損させてしまうかもしれないんで。
[力も風の扱いやすさも本性の時の方が上。この先更に困難な状況が待つなら転じる可能性もあるだろう。
ただそうすると体長2m近く、四肢も当然それに見合ったものになるわけで。衣服のように慣れていないものは千切ってしまうかもしれない]
……もしかして平気だったりします?
[そこまで言ってから、この糸そのものが力の産物ならば余計な心配かもしれないと、首を傾げて尋ねた*]