僕としては教会のお金でも神父さんのポケットマネーでも、
どちらでも構わないけどね。
[商売人にとってお金はお金であるだけで価値があるのだ。
その出処がどこであろうと気にする理由がなかった]
隙だらけだよ?
悪い狼さんに食べられないように気を付けなよ。
[押されたオデコをぽんっと叩いて、けらけらと笑う]
それじゃ僕はそろそろ行くね。
御馳走様でした。
[またよろしくねーと、自分の唇を指でつついてゲルトの部屋を後にする。
さて、次は誰から話を聞くべきか。
僕は腕を組み、ヤコブ(+じじい)とオットーのどちらが好みか考えていた*]