―現在 図書館前― ……ヨアヒム?[自宅へと帰る道の途中、通りかかった図書館の前。夢中を絵を描いているらしい栗色の髪の青年の姿があった。ほぼ間違いなく探し人。それでも昔、"絵の道具を持っていなかった"という理由だけで『はじめまして』と声を掛けてしまった反省をから、確認の声をかける。]