真名、捧げた時。レト、言ってくれたのに、私、言えなかったけど。私……私もね。レトの事、愛してる。[ずっと、言葉にできなかった、想いの言の葉。今までなら、すぐに視線逸らして逃げてしまうところだったけれど。淡い緑は、今は逸れる事も逃げる事もなく、真っ直ぐなまま。*]