……ありがとうございます。
もしもの時は、お願いしますね。
[>>342届かなければ投げてやる、というタイガの言葉に返したそれは。
もしもでなくとも、願うことになるかもと内心で呟いた後]
──, ─ ───…
──,─
[動きを鈍らせながらも追い縋ってくる戦乙女達を後目に、紡ぐ声はタイガにも聞き覚えは無いだろう。
私が普段頼る精霊たちの中に、この精霊は滅多といない。
私と馴染み深い精霊と相反するものだから。相性も合わず、扱いやすいともいえない。
でも、だからこそ。今この場で呼掛けるに相応しい]