……ひとまずは、ここを乗り越えること、か。
[次は暴走している守り人との情報を思い出し、改めてその場に腰を落ち着ける。
少しだけアイリを追った視線をなんとなく周囲を見回す方に戻して]
[それからしばし後、こちらに近付いてきたのはウェルシュだった>>326]
これ、を……もらっていいのか?
[金糸の輪は手首へ結ぶものだろうか。
触れてみると、ウェルシュの妖気、それから妖白狼に感じた気が混じり合っている。
自身とは性質の異なる気ではあれど拒絶感はなく]
……ありがとう。
[そう、素直に口にすると、自身の左手首で巻き付けた*]