――――……ッ! [それが、] ッ、あ、貴女は……?[あの時の事をどう評すれば良いか分からない。自分よりもずっと若い、麗人。少女にしか見えないその人に、ただ、アレクシスは震えた。一目惚れにも近い感情とも言えるし、蛇に睨まれた蛙のような威圧感とも言える。ただ一目見て分かった―――――……この御方が、私を導く神だと。*]