― 公国軍拠点:個人執務室 ― 悪い。随分待たせたか。[机をぐるりと迂回し、一先ずは席を挟んで向かい合った。フレデリカの近くにある椅子を指し示し、勧める。] 大佐と話をしてきた。 作戦時の状況詳細説明と、後は、お前の配置について。[整理のため、ディークに告げたものと同じよう、フレデリカには解説を行う。彼女の行動に一定の理解を示しはするものの、信頼されていないと受け止めたことも、包み隠さず告げる。わざわざ暈しても無意味であるとの判断だった。>>88>>89>>90>>91>>92]