…………。[『白銀月』が満ちると気づいてから。言わないと、と心に決めていたものの、いざ、となると、やはりこわさが先に立つ。けれど、それは抑え込んで]……『白銀月』の、灯の下に。『斎の民』の『巫女姫』アドルフィーネが誓願します。我が真名を託せし、唯一のひとへ。永久、変わる事なき……愛を。[そ、と紡ぐのは、慣習に則った『巫女姫』の誓願と]